MDS式鶏糞乾燥システム
MDSシステムの長所:
ヒーティングシステム設置の必要がない
アンモニア量を大幅に削減できる
ケージで鶏糞を乾燥させる必要がない
水分含有量を減らせる
設置コストが低い
製品の重量と体積が小さくなるので収益性が向上する
MDSシステムは、既存の換気システムを最大限に利用し、場合によっては独立した換気扇を使って鶏糞を乾燥します。
MDSシステムは、鶏舎に隣接した場所か、もしくは鶏舎に近い場所に設置します。
モータ制御された除糞ベルトが何段も重なっているシステムです。鶏舎から搬入した新しい鶏糞は、鶏糞ベルトの上に積まれ、乾燥工程が終われば堆積場に搬送されます。乾燥工程を経た鶏糞は搬送が容易で、製品化されると有機肥料NPと見なされます。窒素とP205栄養素の含有率は4~6%です。下の写真: 独立したMDS舎内に設置されたMDS システム。
MDSシステムは、鶏舎に隣接した場所か、もしくは鶏舎に近い場所に設置します。
モータ制御された除糞ベルトが何段も重なっているシステムです。鶏舎から搬入した新しい鶏糞は、鶏糞ベルトの上に積まれ、乾燥工程が終われば堆積場に搬送されます。乾燥工程を経た鶏糞は搬送が容易で、製品化されると有機肥料NPと見なされます。窒素とP205栄養素の含有率は4~6%です。下の写真: 独立したMDS舎内に設置されたMDS システム。
システムの操作
MDSシステムは、次の方法で稼働します。ケージに接続したコンベアによって鶏糞が運ばれてくるまで、システムの孔あきベルトは停止しています。搬送ホッパ内の鶏糞が減り、最低重量センサが作動
するとMDSシステムに作動信号が送られます。鶏糞が過度に蓄積すると、最高重量センサが作動し、搬送コンベアは停止して鶏糞の搬送を止めます。孔あきベルトに鶏糞がたまり過ぎると、一連の工程があらたに始まります。
新しい鶏糞は、ホッパの上に乗り移り、孔のあいたMDSベルト上に均等に配分されます。鶏糞を乾燥させる空気はこの孔を通って鶏糞に当たります。
(写真) 孔あきベルト、循環する空気が鶏糞を乾燥させる